教員紹介
Enseignants
*ここでは愛大GPのプロジェクトに携わった2名+その後に着任した専任教員のみをご紹介していますが、愛媛大学には他にもフランス語担当教員が数名おり、皆で大学生にふさわしい授業を提供しようと努めています。
柳 光子(Mitsuko YANAGI)
「基礎フランス語」などのフランス語の授業のほか、法文学部でフランス言語文化論を担当しています。主な研究対象はフランス古典主義時代の文学で、ヴェルサイユ宮廷の時代を思い浮かべていただくとよいかと思います。17世紀中葉以降、フランス語はなるべく変化しないように統制されてきたため、現代フランス語をマスターすれば、私たちはこの頃の文献も問題なく読むことができるのです。
学生時代にまずロータリー財団奨学金によりルーアン大学で、さらにフランス政府給費留学生としてパリ第4大学(ソルボンヌ)で学ぶ機会を得たことが、学習経験としてはもちろん、人生経験としても、私にとってかけがえのない財産になりました。皆さんにもぜひフランス語を身につけて、現場へ飛び込んでみて頂きたいと願っています。
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エリック・モヴェ(Eric MAUVAIS)
愛媛大学ではフランス語を初めて学習する学生向けの科目と、2年目以降もフランス語を続けたい学生向けの授業を担当しており、また東雲大学においても非常勤講師としてフランス語を教えています。
フランスのフランシュコンテ地方出身。1998年に日本にきました。大学では外国語としてのフランス語教育法を専門とし、その後、大学院では非言語コミュニケーションについて研究しました。趣味は映画、スポーツ、音楽、旅行です。
フランス語圏への留学についてのサポートの他、2年ごとに行われる愛媛大学フランス言語文化研修の引率を担当しています。フランス語を身に付けフランス語圏の国々へ皆さんが旅立つのを全力でお手伝いします。
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坂口 周輔(Shusuke SAKAGUCHI)
フランス語を習い始めた学生さんがよくやるミスとして、フランス語の travail が英語の travelと似ているからと、「仕事・勉強」とすべきところを「旅行」と訳してしまうというのがあります。
教員としては違うよと正さなければいけないのですが、実は学生さんがそう思ってしまうのも無理はなくて、これら二つの語は語源まで遡れば同じものなのです。「苦しむ」という意味の古フランス語 travailler が英語に入ってきて、だんだんと形を変えつつ「苦労して旅をする」そして単に「旅をする」という意味になっていったそうです。
というわけで、みなさん、勉強して旅に出てみませんか? 苦労して学習した外国語を実際に使ってみるときの喜びはひとしおです。私もフランス語でずいぶん苦労しながらフランスに行きましたが、その体験は人生のかけがえのない宝物となっています。
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