授業

〈フランス語での授業〉

Français Langue Etrangère：フランス語の文法、コミュニケーション（A2,B1を履修） Compréhension et Expression：フランス語のリスニング、長文読解など

Art de spectacle：舞台芸術、主にロックバンドのコンサート

〈英語での授業〉

11カ国から集まる多国籍なクラスに所属

Culture on the move：プレゼンテーションを中心とした授業。①ディジョンの街について、②フランスの偉人に関する本を読んでのプレゼンを行った

Droit d'auteur ：著作権について

Public goods/Private goods：公共財と私財について

〈校外学習〉

月に1回ディジョン近郊の街にある美術館や文化施設を訪ねて歴史や文化を学ぶ

〈宿泊研修〉

4泊5日で行われ、街のブランディングや文化について学んだ。分担して食事の準備、片付けを行い親睦を深めた

生活

Intermarché

寮から歩いて15分程の場所にあるスーパーマーケット惣菜やパン、冷凍食品、野菜・果物の種類が豊富で、シャンプーや洗剤等の日用品も揃う。

パン屋巡り

留学生活で毎日の楽しみだったパン。街の至るところにある Boulangerieのなかでも特におすすめしたいのが、ノートルダムの近くにあるAux Délices de la Chouette。

Centre Ville

ディジョンの中心地で、アパレルショップやレストラン、広場があり、11月下旬からはクリスマスマーケットも開催される。

Colmar

「ハウルの動く城」「美女と野獣」の舞台としても 知られる街。カラフルでメルヘンな街並みが特徴。ドイツの国境近くに位置し、ディジョンからTGVで約1時間40分

Lyon

中世から絹の町として栄えてきた商業都市。中世の歴史的な風情が残る街並みを丘か ら見渡すことができる。ディジョンからTGVで約1時間30分 

Belgique

ルネ・マグリット美術館　/　クロケットとカルボナード

Disney

パリディズニー30周年 

Paris

エッフェル塔　/　サクレクール寺院  

大変だったこと

留学初日のディジョンは傘も意味を成さない程の豪雨であった。そんな中たどり着いた寮には、敷地に入るためのパスワードが必要だが、事前に伝えられておらず、寮の電話番号も知らなかったため、誰かが来るのをひたすら待つしかなかった。ようやく寮に入り手続きをするのだが、初めて触れる現地のフランス語に圧倒されて、簡単な単語すら理解できなかった。そこに居合わせた学生が英語やフランス語で丁寧に説明してくれ、さらに約30キロものスーツケースを2階の部屋まで運ぶのを手伝ってくれた。

また、授業が始ってすぐに、プレゼンテーションの課題が与えられた。内容は、ディジョンの街を探索して興味をもったことについて10分間話すというものである。早速の課題に不安もあったが、フランス人のクラスメイトが説明しながら一緒に探検をしてくれたため、楽しく取り組むことができた。

初めての海外でわからないことが多かったが、友人や先生のおかげで4ヶ月間楽しく過ごすことができた。

留学を通して

高校生の頃から留学や外国に興味があり、外国の言語・文化について学びたいという思いから法文学部のグローバル・スタディーズ履修コースに進んだ。1・2回生の頃はコロナによって海外渡航が制限され、大学在学中の留学はできないかもしれないと諦めていたが、交換留学が再開することを知り、急いで準備に取りかかった。ビザや入学手続きはコロナ前と変わっていることも多く大変だったが、先生のご協力のおかげで無事に行うことができた。

留学を通して身についたことは、行動力である。渡航後すぐに行われた歓迎会等の学校公式イベントは、私が日本では行かないようなバーやクラブのような場所で開催されることも多く、私は人見知りをしてしまうこともあり、お店まで行って引き返そうとしたり、話しかけることを躊躇してしまうこともあったが、4ヶ月間で挑戦することの楽しさを知り、留学最終月には1人でリヨンに行き、そこで現地の人と会話をすることができるようになった。今後も何か興味をもったことに対して全力で挑戦し続けたい。